2008年5月 信州方面 ハイブリッドな旅

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5月17日(土)


19日の月曜日に所用があり、有給休暇を取ることにした。
その所用を土曜日の午前中に済ますことができたので、天気も良いしどこかへ出かけたくなった。

ハイブリッドなプリウスで出かければガソリン代も安いし、1人だから車中泊にしてエコな旅にしよう!
月曜日が休みだから帰宅は日曜の深夜になってもよいし、車中もう一泊してもいいな、って感じでどこへ行こうかと考える。

私の画像掲示板にGraham 489 BonNet 氏が投稿してくれた八ヶ岳バックの小海線の素晴らしい景色が気になっていた。
信州方面は明日も天気が良さそうだ。小海線には世界初のハイブリッドディーゼルカーも走ってるので乗ってみたい。

っというわけで、今回の旅のメインテーマは
「ハイブリッドカーでハイブリッドトレインに乗りに行こう!」に決定。

プリウスにシュラフやクーラーボックス、ランタンなどを積み込んで、15時40分に自宅を出発。
まずコンビニでロックアイスやビールなどを調達、それから富山駅へ寄って夕食用の駅弁を購入。
どの駅弁にしようか迷ったけど、結局いつも買っているお気に入りの「富山湾弁当」にした。 保守的だな、オレ。

車中泊の準備も万端、国道41号線を南下して奥飛騨方面へ向かう。
大沢野、神通峡、神岡と順調に進み17時40分、「道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝」に到着、ちょっと休憩する。
温泉施設でもあれば入っていこうかと思ってたけど何も無し。新穂高と思われる山を撮影。

栃尾から平湯方面へ右折、安房トンネル目指して進んでいくと、トンネル手前に「ひらゆの森」という日帰り温泉施設
があったので一風呂浴びていくことにする。(18時10分)
ここは内風呂より露天風呂のスペースが広く、屋外に浴槽が7つもあった。
久しぶりの平湯温泉の湯は最高!温泉らしい温泉だ。

温泉でさっぱりして、安房トンネルへ向かう。
ここで先週取り付けたばかりETCが最初の活躍!!と思ったらここはETC非対応だった。

ETCどころかクレジットカードも使えない。これには正直びっくりした。
自販機のような機械に千円札入れると250円のお釣りが出るが、手が届かなくてドア開けてつかみ取る。

長いトンネルを抜けると長野県に入っており、上高地への道(一般車通行不可)を左に見て、後はひたすら坂を下る。
普通のクルマだとエンジンブレーキだが、プリウスの場合はモーターを発電機とした「電力回生ブレーキ」である。
バッテリーがフル充電になったのは初めて見た。

19時10分、本日の車中泊ポイントである「道の駅 風穴の里」に到着。
自宅から111キロ走って、平均燃費はリッター23.4キロ。
安房トンネルまでの上り坂でガソリン食ったけど、到着前25分間はエンジン停止のまんまだったから何とかこの数字になった。

ここでお弁当とビールにありつく。毎度お馴染みの富山湾弁当であるが、いつ食べてもうまい!これで800円は安い。
湯上りと運転疲れの体にビールがしみわたる〜〜〜!

食事の後は助手席をフルリクライニングさせてベッドメイキング。
エスティマに比べるとかなり狭いけど、運転席もこんな風になるので、2人までなら車中泊可能だ。

食後のウイスキー(缶入りの水割り)飲みながら、Graham 489 BonNet 氏 (以下G氏) にメールを送ってみた。
今日は急に思い立って出かけたきたわけだが、私の画像掲示板で、「近いうちに小海線オフをやろう」という話もあり、
もしかしたらお会いできるかな、と思って。

メール送信後すぐにG氏から電話があり(後で聞いたらちょうど私の掲示板を覗いていたとのこと)、明日小淵沢駅で午前9時に
落ち合うこととなった。急な誘いに応じてくれたG氏に感謝、フットワークの良さに感心。久しぶりの再会が楽しみとなった。

その後はケータイのワンセグで「エンタ」でも見ようと思ってたけど、電波の圏外で全く映らず。早々に就寝することにした。
この場所、到着した時点では私のクルマしかなく、ちと寂しいなと思ってたが、22時時点では車中泊らしきクルマが3台ばかり
停まっており少し安心した次第である。


5月18日(日)


夜半に何度か目が覚めたが、しっかりと起きたのがちょうど5時。
ちょっと寒いけど、爽やかな山の空気を吸う。

G氏との約束は9時にJR中央線小淵沢駅であるから、距離は約80キロ程度で時間的余裕がある。
ガイドブックを参考にして霧が峰高原へ行ってみることにした。湿原もあるようで北海道的景色が見られそう。

国道158号線を松本方面へ向かう。途中でコンビニに入って朝食を調達。
ここでナビを霧が峰高原に距離優先でセットして塩尻北インターから高速に入る。

初めてETCを利用。通勤割引適用にて岡谷インターで降りる。(7時10分)
ナビの通りに走ってると林道に入った。車幅1.7mを超えるクルマは通行禁止とあった。

ふーん、って思いながらしばらく走っていたがプリウスの車幅は1.7mを少し超える(1.725m)ということに気付いた。
ありゃー、しまった、と思ったが、「2センチ程度は誤差の範囲だな」と考えそのまま走り続けた。
だんだん道幅が狭くなってくる。そして車幅制限の為のポールが現われた。(距離にしてほぼ中間地点)

ミラーをたたんでなんとか通り抜けることができたが、こんなポールは林道の入り口に設置しておいて欲しいな〜〜
(下の右の画像は林道の出口側にあったもの)


林道の朝 動画 

その後はかなりの急坂、急カーブが続き、幸いにして対向車は現われなかったが、燃費はリッター3〜4キロ程度での
走行が続いた。燃費マニアとしてはかなり痛い。
林道を走行すること約30分、ようやくビーナスラインと合流。八島高原という所だった。
北海道の美幌峠付近を思わせるなかなか素晴らしい景色だ!

ここからビーナスラインを走る。天気も良く快適なドライブだ。霧が峰高原に着いたのが8時ちょうど。
まわりの様子を撮影。ここも北海道的でいいな〜〜!(ってか、北海道の景色が高原的というのが正しいカモ)
湿原植物の時期はまだ先のようだった。

ここでナビを小淵沢駅にセット。おっと到着予定時間が9時過ぎなってる、ヤバイ、すぐに出発だ。
外車オープンカーの集まりみたいなのがあって、なかな良い音を出して走ってるクルマが多く、とろとろ走ってる
私を追い抜いていく。さぞかし燃費悪いんだろうな。

下り坂をエンジン止めたまま走り、上りで悪くなった燃費を挽回する。
8時37分、諏訪ICから高速に乗る。まだ通勤割引の時間帯なのでラッキーだ。

と思った次の瞬間、カードを入れ替えてなかったことに気付いた。
ETCの通勤割引は朝・夕に1回限りしか使えないが、カードを入れ替えればOKと知ってて2枚用意していたのに!
く、悔しい!金額にすれば300円くらいの違いだけど、せっかく準備していたのに肝心の時に忘れてたのが悔しい!!

小淵沢ICを出たのが8時56分、駅はすぐ近くなのでG氏の乗った列車とほぼ同時、9時ジャストに到着。
G氏とは2004年10月に富山で会って以来だから4年半ぶりの再会だ。
でも、いつも画像掲示板に投稿してくれているのでそんな久しぶりのような気がしない。

G氏はC56が走ってた頃からしょっちゅうこの近辺に来ておられるとのことで、小海線沿線のご案内はお任せする。
まずは撮影名所の小淵沢を出てすぐにある180度の大カーブへ行く。雄大な素晴らしい眺めだ。

撮り鉄さんたちの姿が結構多かったので、みんな「ハイブリッドトレイン」を狙ってるんだなと思っていたんだが、G氏が
そのうちの1人に聞いてみるとDD16がキハ2輌を牽引するトロッコ列車が走ることがわかった。

ハイブリッド列車に乗らねばならないので、ここでのDD16撮影は無理だが、どこかでやっつけることにする。

ここでは写真はG氏にお任せし、ビデオを撮影した。

小淵沢大カーブ キハ110動画

この後は清里方面へ移動。G氏が車内で時刻表を調べて、DD16は10時50分の清里発車後に狙うこととする。
10時40分頃、清里駅から少し離れた踏切に到着、DD16を撮影。ここでも私はビデオに専念。

DD16 ビュー風邪っこ号動画 1

10時55分清里を離れ、ハイブリッド列車に乗るべく移動。当初は佐久海ノ口から乗ろうと思っていたが時間的に
かなり厳しくなってきたので、土地勘のあるG氏に時刻表を調べてもらい、11時27分発の信濃川上から乗ることに変更。

11時20分には余裕を持って信濃川上駅に到着。清里・野辺山などとは違い観光客とは無縁の素晴らしいローカル駅だ。
駅横の駐車場にプリウスを置いて、構内に入りキハE200を待つ。ハイブリッドのはしごですな!

ハイブリッド キハE200 信濃川上駅進入 動画


ハイブリッドディーゼル、キハE200の車内の様子と車窓の写真。

運転席にはプリウスみたいなエネルギーモニターがある。
ただし、ハイブリッド列車はクルマとは違い、ディーゼルエンジンは発電するだけで直接の駆動は全てモーターだ。
昔で言えば「電気式ディーゼルカー」だが、バッテリー等の性能がかなり進歩して効率が良くなっている。
大型のバッテリーが積める鉄道車両だからこそこんな方法が可能なんだと思う。

車窓の北海道的景色が素晴らしい〜〜^^

11時50分、清里着。
ハイブリッドの試乗が目的なので、写真やビデオを撮って12時06分発のキハ110系列車ですぐに折り返す。

ハイブリッド キハE200 清里駅発車 動画
(エンジン停止したまま電車のような音で発進)


12時23分、信濃川上駅へ戻ってきた。

キハ110 信濃川上駅発車 動画 
(これは普通のディーゼルなので轟音とともに発進)

さて、今日のお昼は「ほうとう」にしようということで2人の意見は一致している。朝が早かったので2人ともかなり空腹である。
信濃川上の駅前に食堂が一軒あったのでちょっと入って「ほうとうはありますか?」と聞いてみるがやってないとのこと。
「ほうとう」は山梨県の名物であるし、ここは長野県である。
空腹ではあるがしばらく我慢して、山梨県である清里近辺で食べることにする。

プリウスに戻り清里方面へ出発。例によってG氏が時刻表をめくると、さきほどのDD16のトロッコ列車が小淵沢から折り返して
きており野辺山付近で撮影できることがわかり、JR最高地点あたりが良さそうなのでそこへ向かう。

12時50分、目的地へ到着。ここへ来たのは21年ぶりだ。列車の写真はG氏にお任せして、私はビデオを撮る。

DD16 キハ48 風邪っこ号動画 2

この近くにも飲食店があり、お土産用の「ほうとう」はあったがメニューには無かった。ここはまだ長野県である。

SLランドへちょっと寄ってみる。かわいらしい蒸気機関車がいっちょまえにちゃんと蒸気で走っていた。
ただし、本来のボイラーは使用せず、お風呂用みたいなのをタンク部分に積んでいて変な形になってた。

野辺山駅まで行くと、駅前にC56がかなりキレイな状態で保存してあった。
G氏によるとこの96号機は小海線で活躍したものではないとのこと。

駅へ行くと、さきほどのトロッコ列車はすでにDD16が反対向きに付け替えられていた。
14時11分にまた小淵沢へ向けて発車するわけだ。


素早く時刻表をめくるG氏、さきほど乗車したハイブリッド列車が小淵沢から折り返してくる時間を確認し、
八ヶ岳が見えるポイントで撮影することにして移動する。

残念ながら雲が出てて、八ヶ岳は見えなかったが、高原の空気を吸ってのんびりすることができた。


さて、「ほうとう」を食べるべく清里へ移動するわけだが、DD16のトロッコがまもなく発車する時間でもあり、
移動途中のポイントで撮影した。
今度はビデオを柵の上に固定して動画を撮影、私も写真撮影をしてみた。

DD16キハ48かぜっこ号 動画 3

一通りやっつけたので清里駅へ向かう。
駅横の駐車場にクルマを置いて、すぐ近くのG氏が一度食べたことのあるというお店へ入る。
が、本日は「ほうとう」は売り切れとのこと。。。。

もひとつ横のお店へ入って、ようやく注文までこぎつけた。
年寄りが2人でやっているお店で、品物が出てくるまでちょっと時間がかかったが、「ほうとう」は美味しかった。

要するに「平べったいうどん」(きしめんよりも厚い)をかぼちゃを中心とした野菜や肉といっしょにミソ煮込みにしたものである。
次回はぜひビールとともに頂きたい!


食べ終わるとすでに15時を回っていた。G氏は小淵沢発16時17分の列車で帰られるとのことで駅へ向かうこととする。
近くの売店でそばやお菓子など家族への土産物を買ってから出発。

一区間だけ高速に乗ったこともあり、15時45分には小淵沢に到着。まだ時間があるので、もう一度あの大カーブへ行った。

15時54分小淵沢の列車を撮影することができた。午前中と違って逆光だが、シルエットになるのもまた面白い。
今度はクルマの屋根にビデオを固定して撮影、私も写真を撮ってみる。

小淵沢大カーブ キハ110 動画 固定カメラバージョン

列車を見送ってから5分程度で小淵沢駅へ到着。
ホームまで見送りに行きたかったが、駐車場が一杯。警備員の方も巡回しており路駐も難しい状況だったので
残念ながら駅前で近いうちの再会を約してG氏とお別れすることになる。

さて、どうしようかな、とクルマに乗り込んだら駐車場から一台出て行った!
ラッキーとばかりすかさずプリウスを入れて駅舎へ入る。

券売機には行列が出来てて、入場券を買うまでちょっと時間がかかったが、発車10分前にはホームに入れた。
G氏へ電話しようと思ったら、ケータイはクルマの中に置いてきていた!

ま、いいや。きっと入線シーンを撮影してるはずだから、と思って一番後ろの方へ行ったら。。。。やっぱりいた!!^^

「おっと、どーしたんですか!?びっくりしましたヨ!」
「ちょうど駐車場がひとつ空いたもんですから」
などと会話し、意外に早かった再会を喜びあう。

そしてまたいろいろと撮影。215系というオールダブルデッカーの車輌は初めて見た。
左から2番目がその入線シーン。右のダブルクロスから別れてるのが小海線。
すでに右へカーブしているが、この先が撮影ポイントの大カーブになっている。

215系に乗られたG氏と今度はほんとにお別れ。手を振ってお見送りしたことである。

Graham 489 BonNetさん、今回はほんとにありがとうございました。急な連絡にもかかわらず、早起きして
お付きあい頂きましたことを感謝致します。おかげさまでたいへん有意義な一日になりました。


さて、クルマへ戻りこれからどうしようか考える。
まだ16時30分だし、今日中に家には帰れる。遅くなって疲れるが、明日は休みだからゆっくりすればいいし。

しかし、車中でのG氏の言葉も思い出す。
「BONさん、明日も休みだし、せっかくここまで来られたんだから、温泉にでも泊まって行かれたらどうですか」

これが普通の考え方だな、と思い、前から気になってた白骨温泉へ行ってみようと思った。19時くらいには到着できそうだ。
でも、サイフには現金が3千円弱しか入ってない。
持参した「るるぶ情報誌 信州」を開き白骨温泉の中でもリーズナブルな値段となっている「ゑびす屋」へ電話してみた。

宿泊は1人でもOK、1泊2食13,000円、クレジットカードも使えるが、飲み物代は現金でお願いします、とのこと。
3,000円ありゃ何とかなるだろ、と決断し予約をした。

16時36分、小淵沢インターから高速に入る。初めてクルーズコントロールを使ってみた。
制限速度の80キロにセットする。これは楽チンだ!エンジン・モーターの使い分け、滑空などを勝手にやってくれるので
微妙なアクセルコントロールをする必要がない。燃費も良さそう。

17時21分、松本インターを出る。今度はしっかり通勤割引が適用になり、1700円のところが850円だった。
国道158号線に入り、上高地方面へ向かう。

途中で今朝入ったコンビニにまた立ち寄る。幸いにもATMがあったので少しお金をおろすことができた。
余裕が出来たので氷やビール、おつまみ類などを買う。

18時頃、奈川渡ダムでしばし休憩。東京電力のダムとのこと。

それからひたすら山道を走り、沢渡からちょっと行ったところで白骨温泉への道に入る。
細くてカーブの多い道になり、しばらく進むと野生のサルが何匹もいてびっくり。

温泉街に入ってちょっと迷いながら、「ゑびす屋」に到着したのは18時35分だった
建物は古いが、ひなびた山のいで湯という感じで雰囲気はとても良い。


食事は19時15分からにしてもらい、まずはゆっくりと風呂に入る。
白濁した湯とかすかな硫黄の香りがする温泉だ。一日の疲れがすーっと引いていくような感じがする。
露天風呂の雰囲気も最高。山の空気と湯の香り。。。。。


そして食事処へ。湯上りのビールのうまいこと!!
きれいなおねぃさんが料理を持ってきて説明してくれる。素朴ながら新鮮な山の幸を使った心のこもった味だった。


満足して部屋へ戻り、また風呂に入る。飲んでいるから長湯はしないが、露天風呂は気持ちよい。
東京から来たという若者が1人いて、いろいろ話する。どんな話だったかよく覚えていない。

湯上りにまたビールを飲み、ポテトチップなど食べながらウイスキーの水割りも飲む。
しばらくテレビを見ていたが、23時半頃に就寝した。

本日は318キロ走って平均燃費はリッター23.7キロ。山道走ったからこんなものかな。




5月19日(月)

7時前に目が覚めた。熟睡したはずだがまだ何か疲れが残ってる気がする。
とりあえず風呂に入る。朝の露天風呂はまた格別!

今日は曇り、宿の窓から一枚撮影。ここは標高1300mとのこと。

8時に朝食。旅館の朝ごはんはほんとに美味しいね。
湯上りだし、ビールの一本も飲みたくなるが、これから運転だからもちろん飲まない。
温泉粥が特に美味しかった!


食事後にもう一回サクっと風呂に入ってから9時にチェックアウトする。

これからどうしようか、迷いながら運転する。

天気はあまり良くないがせっかくここまで来ているし、まだ行ったことのない上高地へ行ってみようと思って
シャトルバスの出る沢渡まで来た。

が、「自宅へ戻るのが夜になるな」と気付いたとたんにバスに乗るのが面倒になり、Uターンして平湯方面へ戻る。
では、高山へ寄ってラーメンを食べて帰ろうかな、と考えながら運転するが「帰宅が15時くらいになるな」と想像すると
急に疲れが出てきた。明日から仕事だし。。。

で、結局このまま帰宅することにした。午後は家でゆっくりできるし。

安房トンネルを抜けて、平湯を過ぎて栃尾でちょっと休憩。
左は平湯温泉手前で撮影。山の方に見えてるのは安房峠へ向かう道路かな。右は栃尾。

また「道の駅 奥飛騨温泉郷 上宝」に立ち寄り、高山ラーメンなどのお土産を買う。
後はひたすら富山へ向かう。交通量の少ない道だし、クルーズコントロールを50キロにセットしてのんびりドライブ。
ずっと下り坂なのでエンジンはほとんど止まったままスイスイと走る。

猪谷駅へちょっと寄ってみる。地元ではあるがなかなかここまで来ることもない。
偶然にも高山からの普通列車が到着した。ラッキーだ。

JR東海色のキハ48は久しぶりに見た。10分くらいで発車するので、ビデオカメラも持ってきて発車シーンを撮るつもりでいた。
が、定刻11時23分を過ぎてもなかなか発車しない。

運転士さんに聞いてみると、接続している富山からの列車(11時19分着予定)が強風のため運転休止しており、この列車に乗り換える
お客さんがタクシーでここへ向かっているのでその到着を待っているのだという。ビデオ撮影は諦めて、駅を出る。

お昼は久しぶりに元祖富山ブラックラーメンの大喜へでも行こうかと思っていたが、ちょうど到着が昼時になって混みそうだな、
と考えていたら、「道の駅 細入」が見えてきたのでここで食べることにした。

クルマを降りてみると、なるほど、かなりの強風が吹いている。
食堂に入り普通のシンプルなラーメンを食べる。従業員は愛想が無い。サービス業失格、いずれクビになるだろう。

12時30分、自宅へ到着。
白骨温泉から自宅まではほとんど下り坂だったおかげで104キロ走って、燃費はなんとリッター48.1キロ!
ガソリン代は350円くらいしかかかってない。

(しかし後で気付いたけど、旅館にポットタイプの水筒を忘れてきてしまい、着払宅配便で送ってもらったら送料が650円かかった!苦笑)

自分用のお土産は清里駅で買ったハイブリッドキハE200のキーホルダーとシール。キーホルダーは早速プリウスのキーに付けた。

この3日間で534キロ走って、平均燃費はリッター26.2キロだった。通勤だけの燃費は30キロ超えてる。
長距離よりも街乗りの方が燃費が良いとはプリウスらしい。

2008年5月 信州方面 ハイブリッドな旅  おしまい。

全部読んで頂いて、ありがとうございました!^^
 

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