2007年10月  函館・津軽・下北紀行  トップページ


プロローグ

今年は10月に有給休暇を取ることは決定していた。
当初は18、19日の木金の予定であり、週末とあわせての4連休で東京方面へ行こうと考えていた。

東京に住む知人からの誘いもあり、彼の家に泊めてもらって、14日に開館した大宮の鉄道博物館を見学し、
首都圏フリー切符で久々に関東の鉄道を乗り回すつもりでいた。

しかし、休みの2日前になって急な仕事が入り休暇が取れなくなってしまった。
泣く泣くせっかく準備した「寝台特急 北陸」のB個室寝台券などをキャンセルした。


翌週になり、代わりの休日が25、26日の木金で取れることになった。4連休がちょうど一週間ずれたわけである。
再度東京行きを考えたが、ネット情報によるとメインと考えている大宮鉄道博物館は平日でもかなりの混雑の様子。
ゆっくり楽しむならば、しばらく時間を置いてから訪問した方が良さそうである。

ともかく4連休だしどこかへ行きたい。。久しぶりに個室寝台に乗りたい。。(先週すっかり乗る気になっていたので)
そしてやはり思うのは、北へ行きたい。。北の幸が食べたい。。である。


北陸発の「首都圏フリー切符」は「寝台特急 北陸」のB個室に寝台券無しで乗れるのでオトクだ。
富山から夜行で北へ向かうなら「日本海」に乗るべきであるがこちらはB個室が無い上に寝台料金6300円が必要となる。

また、大宮を起点にすると「青森・函館フリー切符」の利用が可能で、いかめしで有名な森まで行くことができるし、
津軽線、大湊線にも乗れる。フリー区間内は特急の自由席にも乗れる。

要するに、「日本海」で青森まで行き、それから函館方面、津軽線・大湊線の切符や特急券などを別に買うよりも
北陸からの「首都圏フリー切符」と大宮からの「青森・函館フリー切符」を買ったほうが安い、ということがわかった。

遠回りで時間は少し余計にかかるが、「寝台特急 北陸」のB個室や新幹線「はやて」、789系「スーパー白鳥」に
乗れることもあり、一般人には思いつかないようなテツルートにて北を目指すこととした。


その1 10月24日〜25日 


その2 10月26日


その3 10月27〜28日  


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